中華料理はなぜ不動の人気なのか?理由は至ってシンプル―豪州メディア

Record China    2015年10月11日(日) 14時39分

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8日、すさまじいスピードでトレンドが移ろいゆくこの現代社会で、数千年の歴史を持つ中華料理が変わらぬ人気を誇っているのはなぜなのだろうか?豪州のラジオ・オーストラリアがその理由に迫った。写真は点心。

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2015年10月8日、すさまじいスピードでトレンドが移ろいゆくこの現代社会で、数千年の歴史を持つ中華料理が変わらぬ人気を誇っているのはなぜなのだろうか?豪州のラジオ・オーストラリアがその理由に迫った。中国新聞社が伝えた。

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19世紀中ごろ、中国の広東省から豪州に多くの移民がやってきて、当地に中華料理が伝わった。主に紹介されたのはもちろん広東料理。戦後になると、独自の“ご当地中華”も誕生し、「ディムシム(dim sim)」と呼ばれるゲンコツ大のシューマイがたいへんな人気を呼んだ。多くの現地人は空の鍋を持ってディムシムのテイクアウトを買い求めた。そこから徐々に現地人の舌に合う新しいスタイルの中華が育ち、広東料理だけだはなく、中国各地の地方料理が根付いた。「春巻き」「胡椒風味の牛肉鉄板焼き」「レモンチキン(欧米では定番の中華料理。レモン風味の油淋鶏<ユーリンチー>)」「モンゴル式焼肉(ジンギスカンに近いもの)」「ヒレ肉の甘酢あん」「チャーハン」などは豪州で市民権を得た中華料理の代表だ。

こうした長年にわたる中華料理人気の秘密について、豪州のテレビやラジオなどさまざまなメディアで中華料理の普及に活躍しているエリザベス・チョンさんは「種類が多いから。そして安いから」ときっぱり。近年では中国からの移民や留学生、出張のビジネスマンなどが急増し、中国現地の味なら屋台フードに至るまでどんなものでも揃っているという。(翻訳・編集/愛玉)

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