2015年10月7日、韓国・KBSによると、韓国ソウル地下鉄4号線の大公園駅で、線路上に落下した視覚障がい者の女性が、市民らによって救出されていたことが分かった。

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報道によると、ソウルの大公園駅で視覚障がい者の女性（63）が足を踏み外し、線路上に落下した。すると、足をけがして動けない女性に気付いた男性が、電車が来る直前だったにもかかわらず、線路に飛び込み、女性をホーム下のスペースに運んだという。電車が去った後、2人はすぐに駅員らに救助された。

男性は「少し怖かったが、助けなければという考えしか浮かばなかった。あの状況なら、誰でも同じ行動をしただろう」と話したという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「久しぶりに見た心温まる記事にじーんときた」「感動した。僕も見習わなければ…」「正直、俺だったら怖くて見ないふりをしただろう」「韓国にもこんな勇敢な市民がいたなんて！誇らしい」「彼はいくつ命を持っているんだ？考えただけでも足がすくんでしまう…」「当然しなければならないことだけど、誰もできないこと」「どうか、そんな状況に遭遇しませんように！」「ホームドアがあれば防げた。政府は余計なことにお金を使わずに、早くホームドアを設置して」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/堂本）