国慶節の訪日人気の一方で、日本側の受け入れ能力に限界も―中国メディア

配信日時:2015年10月7日(水) 17時44分
国慶節の訪日人気の一方で、日本側の受け入れ能力に限界も―中国メディア
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5日、国慶節(建国記念日)連休に数多くの中国人観光客が日本を訪れていることが両国で話題となっている。
2015年10月5日、国慶節(建国記念日)連休に数多くの中国人観光客が日本を訪れていることが両国で話題となっている。中国人観光客をはじめとする外国人観光客がここ数年大幅に増加していることを受け、日本の政府や商店が様々な措置を講じて外国人観光客を呼び込む一方で、日本の主な観光地区は受け入れ能力が次第に限界に達し、ホテル、観光車両、ガイドなど観光資源が不足している。

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日本の観光市場に詳しい業界関係者によると、受け入れ能力の不足は日本の観光製品、観光サービスの価格を押し上げ、サービスの質が下がり、コストパフォーマンス上の優位が弱まっている。こうした中、観光客は観光のルートや時間を選んで、ピークを避けるべきだ。業界も様々なルートを開発して、観光の質を高めるべきだ。

■今年の国慶節に上半期のような「激増」は見込めず

中国国家観光局日本代表処の張西龍(ジャン・シーロン)処長によると、日中間の直行航路の開通により、日中都市間の「ドアツードア観光」が実現したことで、中国中西部の中小都市の訪日観光客数が顕著に増加した。一方で、今年の国慶節連休中の訪日中国人観光客数に昨年のような急増はないとの認識で日中観光業界は一致している。北京五洲行国際旅行社の杜驚鴻(ドゥ・ジンホン)日韓部経理は「上半期に訪日中国人観光客が急増したため、当初旅行会社は国慶節連休期間の日本観光市場に大変期待していたが、予約状況を見ると、実際の状況は想像したほど良くはない」と指摘。張氏によると、今年の国慶節連休期間の日本観光は「満員」でもなければ、心配されたような金融市場の変動による大幅な減少もないという。

■ホテル、車、ガイドの不足が招く観光客受け入れ能力の不足

張氏によると、訪日外国人観光客の大幅な増加に伴い、ここ3年で日本の人気観光地の受け入れ能力の不足が明らかになっている。「昨年、日本全国のホテルの平均利用率は80%で、東京は90%を超えた。これはすでに極めて高い利用率だ」。張氏はホテルを例に、日本の観光受け入れ能力の飽和状況について説明した。張氏によると、近年日本ではホテル、観光車両、ガイドなど観光関連の全ての商品やサービスの価格が上昇しており、今年は特に顕著だ。価格上昇のしわ寄せは最終的に観光客に来る。これも国慶節連休中の訪日中国人観光客の増加幅が予想を下回った理由の1つだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
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