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15日、中国国家博物館にある劉少奇元国家主席の遺骨袋が、昨年10月に死去した妻の王光美女史の遺骨とともに、故郷にある劉少奇記念館に合葬されることに。
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2007年10月15日、香港の地元紙「文匯報」は劉少奇元国家主席の遺骨袋が、昨年の10月にこの世を去った夫人の王光美女史の遺骨とともに、故郷の湖南省にある劉少奇記念館に合葬されることになったと報じた。
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この遺灰袋は重要文物として国家博物館に収蔵されているが、これは1969年に河南省で没した同氏が火葬された際に、その遺骨を入れていた袋である。1980年に同氏の名誉が回復した後、遺骨は故人の遺言に従って夫人が海に散骨したが、袋は国家博物館へ渡された。
劉氏の出身地である湖南省寧郷県の劉少奇記念館は、遺骨袋に王女史の遺骨を入れて「合葬」するという特別な形の埋葬を計画しており、このたび王光美女史の遺族の同意と国家博物館側の特別許可が下りた。
王女史と劉少奇氏の私物や貴重品はすでに記念館に寄贈されており、来年の「劉少奇生誕110周年」には一般公開される予定。(翻訳・編集/本郷智子)
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