中国政府系メディアに国家機密渡したベトナム人記者に懲役6年=国家政策、首脳の情報提供か―中国メディア

Record China    2015年10月2日(金) 10時30分

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1日、ベトナムの記者が中国のスパイだとして起訴され、懲役6年が言い渡された。ベトナム外務省系列の新聞記者をしていたこの人物は、2009年に中国の政府系メディアに国家機密を提供し、謝礼を受け取ったという。写真はハノイ。

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2015年10月1日、ベトナムのニュースサイト、VnExpressによると、同国の記者が中国のスパイであるとして起訴され、ハノイで懲役6年が言い渡された。ベトナム外務省系列の新聞記者をしていたこの人物は、2009年に中国の政府系メディアに国家機密を提供し、謝礼を受け取ったという。観察者網が伝えた。

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今回起訴されたハ・ホイホアン被告は、かつてベトナム外務省系列の新聞『世界とベトナム』で記者を務めていた。2009年、ハ被告は知人の紹介で中国の政府系雑誌記者と知り合い、機密情報を提供した。ベトナムの裁判所は被告が「ベトナムの政策、政府首脳の背景、ベトナムでの反中デモへの対処法」等の情報を提供したと述べている。ハ被告は6回にわたって中国に行き、中国人記者から謝礼を受け取っていた。

弁護士は、被告が中国人記者に情報を提供したことは認めつつも、その記者が中国の諜報機関と関係があったことは知らなかったと主張している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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