群れる中国人留学生、各大学の悩みの種に―米国

Record China    2015年10月4日(日) 18時22分

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29日、自国の経済発展に伴って米国へ留学する中国人学生が増加の一途をたどっているが、米国内の多くの大学ではこれが頭痛の種にもなっている。写真はプリンストン大学。

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2015年9月29日、自国の経済発展に伴って米国へ留学する中国人学生が増加の一途をたどっているが、米国内の多くの大学ではこれが頭痛の種にもなっている。米華字ニュースサイト・多維新聞(DWnews)が伝えた。

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「こちらの人たちはフレンドリーではあるが、自分から話しかけない限り、誰も私に声をかけてはくれない」。このほどコネチカット大学に入学したばかりの19歳の女子学生・張(ジャン)さんはこう語る。彼女の周囲には同じ境遇の中国人留学生が集まってコミュニティーを形成している。傍から見ると、その様子は排他的とすら映るようだ。

「中国人の学生は授業でもとにかく消極的。すぐ群れたがる傾向もある」。各大学の多くの教授陣もこのように語る。そのため、多くの大学では中国人留学生がキャンパスライフになじむことができるよう、さまざまなプログラムを催している。5000人の中国人留学生を抱えるイリノイ大学では、新学期にラグビーを通じて米国の文化を知ってもらうイベントを実施している。パデュー大学は新学期前に中国まで出向いて入学前説明会を行い、米国生活の心構えを説く。その他多数の大学で、中国人留学生とローカルの学生、地元住民との交流会を開催している。

コネチカット大学に在学中の上海出身のある男子学生はこう話す。「僕たちにとってはやはり、言葉の壁が大きい。ただし、留学生活を有意義なものにするかどうかは、その人次第。一部の学生はアクティブにキャンパスライフを送っていて、現地の友人もたくさんいる。その一方で1日中自室に引きこもって中国人同士で固まり、英語も話そうとしない学生もいる」。(翻訳・編集/愛玉)

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