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14日、四川省の西昌宇宙センターは、中国の月探査衛星“嫦娥一号”の打ち上げの準備が整ったことを発表。写真は“嫦娥一号”の模型。
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2007年10月14日、四川省の西昌宇宙センターは、中国の月探査衛星“嫦娥一号”の最適発射時間が計算され、打ち上げの準備が整ったことを発表した。
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月探査プロジェクトの成功をかけて、西昌宇宙センターはこの3年間“嫦娥一号”の打ち上げのために細心の注意を払って準備を進めてきた。当初、2番発射台を使用することが予定されており、25項目もの改修工事が施された。しかし専門家チームによる再検討の結果、先端的な管理設備を有する3号発射台のほうがより相応しいと判断され、発射台は変更された。
すでに万が一にも打ち上げにミスがないようにと、最適な発射時間が綿密に計算された。あとは予定時間から寸分も狂うことなく発射する、パーフェクトなオペレーションが要求されるという。関係者と中国市民の期待と注目を集める月探査衛星“嫦娥一号”は今月末に打ち上げの予定だ。(翻訳・編集/KT)