米国の移民人口、2055年にアジア系が最大数に―米シンクタンク

Record China    2015年10月3日(土) 12時54分

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28日、米・AP通信によると、米国の移民人口は今後50年で大転換を迎え、2055年にはアジア系が最大数になるという。写真は米国のチャイナタウン。

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2015年9月28日、米・AP通信によると、米国の移民人口は今後50年で大転換を迎え、2055年にはアジア系が最大数になるという。中国紙・環球時報が伝えた。

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ワシントンのシンクタンク・ピュー研究所の最新報告によると、2065年までの50年間で米国の人口は36%増加して、4億4100万人になると見込まれている。うち、88%を移民人口が占める計算になる。これまで移民人口で最大数を誇ってきたヒスパニック(スペイン語圏の南米出身者)は、現在は移民人口の47%を占めるが、65年には31%になる。これと逆転して、現在は26%のアジア系(東アジア・東南アジア・インド出身者)が38%となり、移民人口で最大の集団になる。両者が逆転するのはさらにその前、55年だと推計されている。

アジア系人口増加は主に中国人とインド人によるもの。まずは留学生として渡米し、現地の大学で学位を取得、その後は短期就労ビザで米国に残り、数年後にはグリーンカードを申請というのが黄金コースだ。

また、65年までに特定の人種が人口の過半数に達することはないと見られている。ただ、移民人口が国家政策や社会全体に及ぼす影響は大きくなるだろう。(翻訳・編集/愛玉)

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