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14日、台湾で輸血用血液の在庫がほぼ底をつき、献血センターなど関係者は血液確保に奔走している。写真は台北市。
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2007年10月14日、台湾で輸血用血液の在庫がほぼ底をつき、献血センターなど関係者は血液確保に走り回っている。最も需要が多いO型の血液は在庫が1日分程度。A型・AB型の在もおおよそ2日分しかないという。
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これほど深刻な血液不足に陥ったのは台風の影響だという。先週末の台風直撃により、市民が外出を控え、予定量の献血が集まらなかったという。危機的な事態に陥ったため、献血センターは週が開けてからも大規模な献血活動を実施、軍の兵士にも献血をお願いするなど、血液確保に必死となっている。
台湾の血液型別の人口比は、A型が26%、B型が24%、O型が40%、AB型が5%となっている。各血液型ごとの備蓄量は最低7日間分が安全水準だと言われている。(翻訳・編集/KT)
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