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28日、韓国の首都ソウルを内外に知らしめる新たなブランドに「アイ・ソウル・ユー」が選ばれたが、韓国のネットユーザーからは疑問や反対の声が寄せられている。写真はソウル。
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2015年10月28日、韓国の首都ソウルを内外に知らしめる都市ブランド「ハイソウル(Hi−Seoul)」に代わる新ブランドとして、「アイ・ソウル・ユー(I SEOUL U):私とあなたのソウル」が選ばれた。韓国・アジア経済が伝えた。
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ソウル市は28日、市中心部のソウル広場で決選投票の結果を発表した。事前に行われた市民投票と、市民代表による市民審査団の投票、そして専門家審査団の投票を総合した結果、「I SEOUL U」が新たな都市ブランドに選定された。市民投票で「I SEOUL U」を上回った「ソウルメイト(SEOULMATE)」は、市民審査団と専門家の得票が及ばず2番人気、「ソウリング(SEOULING)」が3位の得票だった。
「I SEOUL U」には、「ソウルを中心に私とあなたが結ばれる」との意味が込められているほか、「SEOUL」の「O」の文字を形の似たハングルの字母「イウン」で表現することで、韓国を代表する世界都市であることを示す意図も含まれているという。
市は事前に海外5都市で1000人を対象にサンプリング調査も行っており、この結果「東京、北京、パリ市民もソウルに最もふさわしいブランドとして『I SEOUL U』を選んだ」としている。新たなブランドは、いくつかの基準を満たせば誰でも自由に利用可能なオープンソース・ビジネス方式で、近くソウル市民に公開される予定だ。
この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「アイ・ソウル・ユーって、意味も分からないし、文法的にもおかしい」
「いまいちイメージが湧かない」
「私はあなたをソウルする?ってこと?」
「また、ハイソウルに戻そう。こんにちは、ソウル!これほど親しみやすくてシンプルな物はない」
「市長が変わったらまた変わる」
「ソウルだから単にソウルでいいんじゃないか?韓国なら韓国で。『スパークリング・コリア』みたいなのは、もうやめようよ」
「また世界の笑い者になる」
「『I love NY』をまねたんだろうけど…またくだらないことに無駄遣いだね」
「韓国語のキャッチフレーズにするべきなのに、英語とは…」
「デザイン都市にまで選ばれたソウルから出たデザインが、この程度だなんて」
「何でも市民参加が良いわけじゃないことを分からせてくれた」(翻訳・編集/和氣)
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