2015年9月28日、観察者網は英軍事誌IHSジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーの報道を引用し、中国が南シナ海のファイアリー・クロス礁で進めてきた滑走路建設が完了したと報じた。

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同誌は20日の衛星画像をもとに、長さ3125メートルの滑走路上にはヘリコプターの発着地点を示すマークなどが記されていると指摘。滑走路および付属施設がすべて完成した後は他の人工島での建設が加速するほか、この滑走路を使用した南シナ海上空の偵察飛行が始まる可能性があるとの見方を示している。

島では防波堤や道路建設が進んでおり、滑走路周辺には植物を植えるための大量の土を盛っているようだとも指摘。農作物の栽培準備あるいは土の流出を防ぐための措置かと推測している。（翻訳・編集/野谷）