2015年9月27日、韓国・SBSテレビは、韓国国民に対し次期大統領に望む人物を尋ねた結果、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長が21．1％で最多の支持を集めたと報じた。

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SBSがこの日発表した世論調査の結果によると、韓国人が次期大統領に最も適当と考えるのは潘基文氏で、次いで与党セヌリ党の金武星（キム・ムソン）代表、野党新政治民主連合の文在寅（ムン・ジェイン）代表、朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長らの名が挙がった。

現在、韓国の内政に携わっていない潘氏を除いた調査も行われたものの、潘氏の大統領選出馬については以前から取り沙汰されており、韓国の専門家の間では、国連総会出席のため訪米中の朴槿恵（パク・クネ）大統領と潘氏の会合について、現・次期両大統領の顔合わせの場との見方も出ている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「国政とまったく関係のない潘事務総長が一番に挙がるとは、本当に国内に人材がいないんだな」

「潘基文はいつから与党になった？」

「潘基文が国連事務総長になったことは立派な業績だけど、その後は特に何もしていないと言ってもいいくらいだ。それで大統領選候補とは笑える」

「潘基文のような人が大統領選挙とは、この国の運命が危うい」

「与野党共に人がいない。よりによって潘基文とは…」

「潘基文はクリーンな官僚のイメージがあるから、割と無難な任期になりそう。それが長所でもあり短所でもある」

「朴槿恵が潘基文を支持したら、特に見どころなくゲームが終了するはず」

「潘基文に絶対出馬してほしい」

「父親が親日の金武星よりは、みんな潘基文を選んだのかな。看板に命を懸けるのは、韓国人の悲しいさがだ」

「内政をやってもいない潘基文の人気が高いのは、これまで内政をしてきた人たちがそれほどひどいことを示している」（翻訳・編集/和氣）