ボン・ジョヴィの中国公演中止は台湾人ファンの悪巧み?「ダライ・ラマ」問題説も―台湾

Record China    2015年9月28日(月) 12時27分

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27日、米ロックバンドのボン・ジョヴィの中国公演が中止になったのは、台湾のファンの悪巧みによるものではないかと英メディアが報道している。写真は台北。

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2015年9月27日、米ロックバンドのボン・ジョヴィの中国公演が中止になったのは、台湾のファンの悪巧みによるものではないかと英メディアが報道している。中国時報が伝えた。

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ボン・ジョヴィは今月14日と17日に中国公演を予定していたが、「不測の理由」により中止が決定。過去のコンサートでチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の画像を使用したのが理由ではないか、と報じられた。

急な中止騒ぎについてBBCは27日、「台湾人ファンの悪巧み説」を報道。台湾でボン・ジョヴィのファンサイトを運営する人物が語ったとする内容を伝えた。米人気バンド・マルーン5も9月に上海公演を行う予定だったが、突然中止が発表されたのは、ダライ・ラマ14世の誕生日会に出席していたことが原因ではないかとされている。同運営者はこれを「参考」にし、ボン・ジョヴィの過去のコンサート写真を中国当局に送りつけ、ブラックリスト入りを成功させたという。その目的は中国公演を中止に導き、台湾での追加公演を実現させるため。その思惑通りと言うべきか、台湾では29日の追加公演が急きょ決定した。

台湾公演の主催側はこの報道に対し、「中国での中止がダライ・ラマ14世に関わるというのはあくまで臆測に過ぎず、報道にある運営者というのもフェイスブックのファンページ管理人に過ぎない。信ぴょう性に問題があり、証拠となるものは何一つない」としている。

28日に行われるボン・ジョヴィの台湾公演は、台風接近のため中止が発表された。29日の追加公演は、予定通りに開催されるという。(翻訳・編集/Mathilda

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