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20日、中国が打ち上げた「謎の試験衛星」が注目を集めている。
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2015年9月20日、参考消息網は記事「中国が人工衛星2基を相次ぎ打ち上げ、ミサイル早期警戒システムに関連か」を掲載した。英軍事専門メディアのジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーは16日、中国が相次ぎ打ち上げた人工衛星が軍事目的である可能性が高いと報じている。
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14日、中国は観測衛星「高分9号」の打ち上げに成功した。高性能の光学センサーを搭載した人工衛星で、国土調査や都市計画、農作物の発育状況調査、防災などに用いられると説明されている。その2日前、12日には「通信技術試験衛星1号」が打ち上げられた。中国航天科技集団公司によると、Kaバンド規格の通信技術をテストする衛星だというが、詳細は明らかにされていない。
相次いで打ち上げられた試験衛星と観測衛星、真の狙いは軍事目的だと推測する人は少なくない。ミサイル発射をいち早く感知するための早期警戒システムだとの指摘もあるが、公開情報は少なく現時点では本当の機能を確認することは困難だ。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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