朝鮮人“強制労働”犠牲者の遺骨、70年ぶりに日本から帰国=韓国ネット「故国の地で安らかに」「軍艦島の遺骨も帰らせてあげたい」

Record China    2015年9月20日(日) 7時41分

拡大

18日、植民地時代、日本による強制労働で犠牲となった朝鮮人の遺骨が韓国・釜山に到着し、70年ぶりの帰郷を果たしたとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年9月18日、日本による植民地時代、強制的に北海道で働かされ犠牲となった朝鮮人の遺骨が韓国・釜山に到着し、70年ぶりの帰郷を果たした。韓国・ニュース1などが伝えた。

その他の写真

強制徴用され犠牲となった115人の遺骨は、11日に北海道を出発、東京や大阪を経由し、17日に山口県下関港からフェリーで釜山港国際旅客ターミナルに運ばれた。このルートは、朝鮮人が北海道に連れて行かれた道を逆にたどるものだという。

1997年以降、日韓の民間団体メンバーらが協力して遺骨の発掘や収集など帰郷事業を進めてきていた。メンバーらは釜山港で伝統民謡「アリラン」を歌うなどし、70年ぶりに帰郷した遺骨を出迎えた。遺骨はこの後、釜山のスミル公園に運ばれ鎮魂祭を開催、さらにソウルで一時安置された後、19日にはソウルで合同葬儀を行い、最終的には20日にソウル市立墓地納骨堂に納められる予定だ。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「故国の地で安らかに永眠されますよう」

「ようやく故国の土を踏めて、どんな気分だろう」

「生きて祖国の地を踏めなかったことが本当に残念だ」

「帰郷事業を進めてくれた日韓両国の関係者たちに感謝したい」

軍艦島の遺骨も帰らせてあげたい」

「軍艦島の実態を全世界に広めよう」

「政府はこのことを知らなかったわけがない。知らんぷりを決め込むつもりか」

「ありがたく、申し訳ないとしか言いようがない」

「普段は関心もなかったのに、バラエティー番組で(植民地時代の強制労働が)取り上げられたから知った人も多いはず。そのうちまた興味がなくなるよ」

「簡単に言えば、70年もの間、一度も探そうという気もなく、哀れな先祖たちを無視してきたということ。韓国の国会議員は金を稼ぐことしか考えていない」(翻訳・編集/和氣)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携