中国が米国で高速鉄道建設受注へ、ライバルの日本をコスト面でリード―中国メディア

Record China    2015年9月19日(土) 14時20分

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17日、中国が米国の高速鉄道建設プロジェクトの受注に向けて一歩前進した。早ければ2016年の9月にも起工する見込み。同じく高速鉄道の海外輸出に力を入れる日本をリードした形だ。写真はロサンゼルス。

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2015年9月17日、中国が米国高速鉄道建設プロジェクトの受注に向けて一歩前進した。早ければ2016年の9月にも起工する見込み。同じく高速鉄道の海外輸出に力を入れる日本をリードした形だ。ウォールストリート見聞が伝えた。

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中国鉄路総公司を率いる中国財団は13日、米国のXpress West社とラスベガスとロサンゼルスを結ぶ高速鉄道建設に向けて協力することで合意書を交わした。

現在、米国は3本の高速鉄道路線の建設を計画しているといわれている。日本も安倍首相が先頭に立ち、新幹線方式の受注に向けて中国と激しい競争を展開している。

中国外交部は16日、習近平(シー・ジンピン)主席が9月22日から25の日程で米国を公式訪問し、26日から28日には国連設立70周年を記念する一連の会議に出席すると発表した。米中は高速鉄道以外の分野でも多面的な協力関係を展開していくとみられている。商務部の沈丹陽(シェン・ダンヤン)報道官は16日の記者会見で、習近平主席の訪米は、米中の貿易・投資関係を新たなステップに押し上げるだろうと述べた。

世界銀行が作成したレポートによると、中国の高速鉄道建設のコストは、時速350kmのプロジェクトでは24億2800万円/kmで、時速250kmのプロジェクトでは16億3800万円/kmとなる。国際的な高速鉄道のコストは1kmあたり約56億円といわれており、低コストが中国の大きな競争力となっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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