<横顔>現代史の表舞台・北京最高のホテル―釣魚台国賓館

Record China    2007年10月12日(金) 12時48分

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北京市海淀区にある落ち着いた趣きの伝統建築。エントランスには金銅の獅子一対と3つの大灯籠が訪問者を迎える。これが中国現代史に名を残す北京最高のホテル「釣魚台国賓館」だ。

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北京市海淀区阜成路2号に、落ち着いたおもむきの伝統建築の建物がある。エントランスには一対の金銅の獅子と3つの大きな灯籠が並び、訪問者を迎えている。こここそが中国現代史にその名を残す北京最高のホテル「釣魚台国賓館」だ。

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釣魚台国賓館は中国外国部の所属。16棟のゲストハウスと1棟の伝統様式の建築から構成されている。客室数は400以上。開業以来48年間で、1200人を超える各国元首を受け入れてきた。

1972年、アメリカのニクソン大統領は電撃的に中国を訪問。米中の国交正常化を成し遂げた。1982年にはイギリスのサッチャー首相が訪中。香港の返還について協議した。

日本の田中角栄首相も国交正常化のため訪中した際、同ホテルに滞在した。こうした時、重大な外交会議はいつも釣魚台国賓館で開かれた。現代、世界が注目する六か国協議も釣魚台国賓館で開かれている。(翻訳・編集/KT)

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