2015年9月15日、「セカチュー」ブームを巻き起こした映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の中国版が誕生することに。映画「猟奇的な彼女」などで知られる韓国のクァク・ジェヨン監督がメガホンを執る。新浪が伝えた。

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片山恭一氏の小説を2004年以降、ドラマや映画、舞台化し大ブームを巻き起こした。純愛ドラマの秀作として中華圏でも人気を獲得し、韓国でリメーク映画も製作された。その「世界の中心で、愛をさけぶ」が今度は、中国で映画化されることになった。

「猟奇的な彼女」や「僕の彼女はサイボーグ」など恋愛映画のヒット作を次々に生み出しているクァク・ジェヨン監督がメガホンを執る。注目の主人公カップルには、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の「妻への家路」で現役大学生からヒロインに起用されたシンデレラ女優チャン・ホイウェン（張慧[雨/文]）、今年ヒットした青春映画「左耳」で一躍注目された若手俳優オウ・ハオ（欧豪）が抜てきされている。

間もなく山東省青島市でクランクイン予定。13日にはチャン・ホイウェンが撮影チームに合流し、当日はちょうど彼女の22歳の誕生日だったため、スタッフ一同からケーキが贈られている。作品のストーリーはすでに有名だが、「全く新しい作品になる」というクァク・ジェヨン監督は、「愛がある場所こそ世界の中心だということを表現したい」と意欲を語っている。（翻訳・編集/Mathilda）