中国・習主席が間もなく訪米、中国の対米投資は過去最多に―中国メディア

Record China    2015年9月15日(火) 12時42分

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15日、環球網は、中国の習近平国家主席が今月下旬に訪米することを受けて、世界の注目が中国の経済成長に寄せられていると報じた。写真は米ニューヨーク。

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2015年9月15日、環球網は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が今月下旬に訪米することを受けて、世界の注目が中国の経済成長に寄せられていると報じた。

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14日付の米メディアは「中国の対米投資は過去最大の規模となった」とし、「投資先は米50州のほぼすべてに及び、食品生産や不動産、映画館、エネルギーなど各分野を網羅している」と伝えた。

米商務省経済分析局の統計によると、中国の昨年の対米投資額は95億ドル(約1兆1458億円)に上った。この数字は、02年の3億8500万ドル(約464億円)を大幅に上回り、10年の33億ドル(約3980億円)からも大きく伸びている。

米ニューヨークに拠点を置く海外投資コンサルタントのRhodium Groupと米中関係全国委員会が今年発表したリポートは、「米商務部の数値は中国の投資規模を過小評価している。中国の昨年の対米投資額は120億ドル(約1兆4473億円)に達する」と指摘する。Rhodium Groupによると、中国の今年前半の対米投資額は過去最多の64億ドル(約7719億円)で、その半数超が不動産業界とホテル業界に向けられた。

同リポートによると、中国企業が2000年以降に米国で雇用した現地従業員は8万人余りに上る。中国の対米投資額を州別にみると、最も多いのはカリフォルニア州の59億ドル(約7116億円)で、以下、テキサス州の56億ドル(約6754億円)、ノースカロライナ州の55億ドル(約6633億円)、イリノイ州の40億ドル(約4824億円)、ニューヨーク州の38億ドル(約4583億円)と続く。ニューヨーク市は22億5000万ドル(約2713億円)で、シカゴ市の30億ドル(約3618億円)に次ぐ規模だ。(翻訳・編集/柳川)

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