2015年9月13日、観客の評価から見た「映画監督ランキング」が発表され、俳優で監督のチアン・ウェン（姜文）が1位に選ばれた。チャン・イーモウ（張芸謀）、チェン・カイコー（陳凱歌）といった巨匠たちは意外にも10位以下だった。人民網が伝えた。

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映画情報サイトの時光網や豆瓣電影で、観客から寄せられた映画作品への星評価を元に総合評価したもの。「映画監督ランキング」のトップ3は、演技派俳優としても知られるチアン・ウェン、「クレイジー・ストーン」のニン・ハオ（寧浩）、海外映画祭の常連でカンヌ国際映画祭の功労賞も受賞したジャ・ジャンクー（賈樟柯）だった。

チアン・ウェンは俳優・香川照之も出演した「鬼が来た！」や、監督デビュー作「太陽の少年」、脚本と出演もこなした「さらば復讐の狼たちよ」などの評価が非常に高く、総合点は8．01点を獲得。8点超えはトップ10の中で唯一となる。

4位以下の顔ぶれは、チャン・ヤン（張揚）、グアン・フー（管虎）、ワン・チュアンアン（王全安）、チャン・モン（張猛）、ツァオ・バオピン（曹保平）、ルー・チュアン（陸川）、ロウ・イエ（婁[火華]）。中国映画界を代表する存在のチャン・イーモウやチェン・カイコー、フォン・シャオガン（馮小剛）といった巨匠はいずれも姿を見せていない。

チャン・イーモウの場合、評価が最も高かったのは、94年の映画「活きる」で9．0点超え。しかし、「LOVERS」「王妃の紋章」「女と銃と荒野の麺屋」といった近年の作品はいずれも5．5点以下となっている。（翻訳・編集/Mathilda）