「日本人の奴隷になったのは悲しむべきこと」李登輝元総統の発言が波紋呼ぶ―台湾

Record China    2015年9月14日(月) 16時41分

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14日、観察者網は記事「李登輝元総統が主張を一転、日本は外来政権だと主張=九二共識については否定」を掲載した。李元総統は「本当のことを言えば、日本人の奴隷となったのは悲しむべきこと」と発言、注目を集めている。写真は台湾の自由広場。

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2015年9月14日、観察者網は記事「李登輝元総統が主張を一転、日本は外来政権だと主張=九二共識については否定」を掲載した。

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太陽花学生運動の流れを汲む団体「民主鬥陣」は13日、イベントを開催した。李登輝元総統が基調講演を務めたが、「1945年の台湾光復(回復)など偽り」だと主張。日本という外来政権から中華民国という別の外来政権に交代しただけだと話した。また「本当のことを言えば、日本人の奴隷となったのは悲しむべきこと」ともコメントしている。

観察者網はこの発言を取り上げ、李元総統が事前の主張を一転させたと主張している。李登輝元総統は7月に日本誌のインタビューに答え、45年以前は日本が祖国だった、台湾は日本の一部であり当然抗日もなかったと発言している。

また92年に中国の海峡両岸関係協会、台湾の海峡交流基金会が香港で会議を開き、「一つの中国」の原則の順守を約束した、いわゆる「九二共識」については、そのような合意は存在しないと改めて表明している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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