世界遺産・故宮の文化財が台無しに!カップルが300年前のかめに勝手に名前を彫刻、すでに通報済み―中国

Record China    2015年9月14日(月) 16時31分

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11日、中国・北京にある故宮博物院で、約300年前に作られた銅製のかめに観光客によると思われる名前が彫刻されているのが見つかった。

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2015年9月13日、法制晩報によると、中国・北京の故宮博物院内にある約300年前に作られた文化財である銅製のかめにカップルの名前が彫られているのが見つかった。観光客が彫ったものとみられている。故宮博物院はマナーに反する行為に強い憤りを表すとともに、公安当局に通報したことを明らかにした。

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かめに名前が彫刻されているのが見つかったのは11日。場所は故宮御花園坤寧門の北側で、ハートマークの中にカップルの名前が彫られていた。故宮博物院には合計308個のかめがある。歴史をくぐり抜けてきたこうしたかめも世界遺産に登録されている故宮の重要な一部であり、故宮博物館側は、名前が彫られたことで文化財が傷つけられたばかりか、景観まで台無しにされたとしている。

故宮博物院は、こうした文化的遺産は複製し得ないものであり、それを破損させるような非文明的行為を厳しく糾弾するとともに、今後は管理、警備体制を強化し、同様の行為をしないよう呼び掛けていくことを明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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