「100%日本」とうたった雑貨ショップ、商品の大部分は中国製品だった!―中国メディア

Record China    2015年9月15日(火) 8時16分

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13日、低価格ながら高品質な日本ブランドを売りに中国で人気急上昇の「名創優品」だが、商品の大部分は中国製であることが確認された。

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2015年9月13日、中国メディア・澎湃新聞(ザ・ペーパー)によると、低価格ながら高品質な日本ブランドを売りに中国で人気が急上昇した「名創優品」だが、あるネットユーザーが「日本のブランドをうたいながら、実は商品の大半は中国製品だ」と暴露する記事をネット上に掲載した。

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「名創優品」は2014年に上海で初出店し、わずか1年で30店余りを展開させている。店を訪れていた客は「名創優品は日本のブランドで、多くの商品は10元(約200円)からと価格が抑えられている。若い女性客向けの化粧品や日用雑貨を販売しており、品質も良く値段も安いので人気だ」と話した。

同メディアが調べたところ、「名創優品」は「商品は100%日本ブランド」としていながら、大部分は中国製であることを確認。また、日本の特許庁サイトと中国の商標網で調べたところ、中国における商標登録申請は13年9月に行われたが、日本ではそれよりも遅い14年4月であることが分かった。

商品の多くは他ブランドの製品にデザインがそっくりだが、価格は割安だ。「名創優品」の公式サイトには日本に4店舗あると書かれているが、日本に留学していた学生は「日本に5年いたが、見たことも聞いたこともない」と話す。

ある弁護士は、「日本品質というのは単なる売り文句に過ぎず、日本語を使ったパッケージで販売することは違法行為には該当しないが、こうした販売方法は消費者を誤解させる恐れがある」との見方を示している。(翻訳・編集/岡田)

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