「なにか問題でも?」=中国国営テレビが映像素材を盗用、傲慢な電話対応の記録が流出し炎上―中国

Record China    2015年9月14日(月) 20時30分

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11日、中国中央テレビがフリーカメラマンの撮影した動画を盗用したばかりか、「だから問題あるか」と居直る電話対応のひどさも批判の的となっている。

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2015年9月11日、中国中央テレビ(CCTV)はこのほど、問題となっている素材盗用問題に回答した。

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中国最大のテレビ局・CCTVが盗作問題で炎上している。番組「美麗中国農村行」の7月22日放送分ではチベットの農村風景を流したが、その際にフリーランスのカメラマンである王源宗(ワン・ユエンゾン)さんの撮影したタイムラプス動画(一定間隔で撮影した写真を組み合わせて動画にしたもの)が盗用されていた。

王さんは「美麗中国農村行」の制作室に電話したところ、インターンと名乗る人物が応対したが、その態度が噴飯もの。「あなたが撮影したとなぜわかる?」「地方政府に提供された素材を使った場合にはわれわれには盗用とはわかりようがない」「たとえ数分の動画を盗用されたからといってだからなんだ?」とあぜんとする回答を繰り返している。王さんが録音された電話の記録をネットで公開したところ大きな反響を呼んだ。

CCTVは11日、調査の結果、動画はネットショップで購入したことが判明したと釈明。著作権処理がどのようになっていたかは今後さらに調査を進めるという。また、電話対応したスタッフは厳重注意し、今後は著作権に関する知識をきちんと教育すると約束した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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