2015年9月11日、香港メディアの鳳凰網はこのほど、禁止されている食べ歩きの様子など中国人観光客の日本でのマナー違反を伝えた日本のテレビ番組を紹介した。これを見た中国のネットユーザーは「中国では普通の行為」などと反応、日本のネットユーザーは「中国の常識は世界の非常識」などの声を上げている。

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鳳凰網は、日本のテレビ番組の中で、東京・浅草で代金を支払う前に商品を食べてしまう人、禁止されている食べ歩きや、富士山で持ち出し禁止の溶岩を記念品にする様子が映し出された、と報じた。

これに対し、中国のネットユーザーは

「ふむ、中国ではどれもごく普通の行為だな」

「文化と習慣の違いにすぎない。日本人は大きげさすぎるだろ。中国だって日本人旅行客の悪い習慣を指摘しようと思えばいくらでもできるさ」

「中国人でもうけておきながら中国人を悪く言うなんて、日本人は人でなしだ！」

「日本は意図的に中国人を悪く描いている。確かにマナーの悪い人もいるが、日本の習慣だってその多くが中国人にとっては見るに堪えないものだ」

「日本人はこんなにも中国人旅行客を嫌っているのに、なんで日本旅行にいくんだよ。奴隷根性が根深すぎ」

などと反発。

中には

「中国人が日本でどんなにマナー違反をしたとしても、日本が中国で行った蛮行と比べたらなんてことはない。日本人こそ一番のマナー違反民族」

との書き込みもあった。

その一方で

「マナー教育を小学校の授業に取り入れるべきだと思う」

「どうやら中国人が学ぶべきことはまだまだたくさんあるようだ」

「マナーという面では、中国人は向上させる必要があるのは確か」

などの指摘も少なくなかった。

日本のネットユーザーからは

「中国の常識は世界の非常識なのですが」

「マナーという言葉の意味を理解できないのでは？」

「大げさだと思うやつは日本に来ないでほしい」

「中国人たちは世界から白い目で見られていることにすら気が付いていない」

「郷に入りては郷に従え。あれ、日本人が昔中国人にならった諺（ことわざ）じゃなかったか・…？」

「郷に入っても郷に従わず、勝手に郷を改造するのが中国人」

「ちゃんとした人もいるよ。圧倒的に少ないってだけで」

などのコメントが集まった。（編集/大隅）