「ラストエンペラー」の自伝、相続者不在で国有財産に―中国

Record China    2007年10月10日(水) 13時41分

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2007年9月、清朝の「ラストエンペラー」として知られる愛新覚羅溥儀の自伝の著作権の相続者不在を確認する申請がなされた。1年以内に申し立てがない場合、同書の権利は国家に所属することとなる。

2007年9月、清朝のラストエンペラーとして知られる愛新覚羅溥儀の自伝“我的前半生(わが半生)”の著作権の相続者不在を確認する申請がなされた。9月25日づけで公告が発表され、1年以内に申し立てがない場合、同書の権利は国家に所属することとなる。

愛新覚羅溥儀は1908年に第12代清朝皇帝に即位、清朝にとって最後の皇帝となった。その後、満州国建国に際し、満州国皇帝に即位、東アジアの近現代史において激動の人生を送った。近年、溥儀の自伝「我的前半生(わが半生)」の完全版が出版され、大きな注目を集めた。

1967年に溥儀が死去した後、同書の権利は夫人・李淑賢(リー・シューシエン)氏が相続した。1997年に李氏が死去した後、財産の相続者がいなかったため、同書の権利保持者も不在となっていた。(翻訳・編集/KT)

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