今後は中国で軍事パレードが常態化、背景には国内事情も―香港メディア

Record China    2015年9月11日(金) 2時1分

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1日、香港・大公網は「今後7年で中国は何度の軍事パレードを行うだろうか?」と題し、中国の軍事パレードについて分析した。

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2015年9月1日、香港・大公網は「今後7年で中国は何度の軍事パレードを行うだろうか?」と題し、中国の軍事パレードについて分析した。

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中国は1949年の建国から2009年に建国60周年を迎えるまで、計14回の軍事パレードを行っている。そのすべては10月1日の国慶節を記念して行われたものだ。

中国が従来の慣習を破り、今月3日に対日的色彩の強い軍事パレードを行ったのは異例だった。これについて人民日報は社説で「日本は領土問題や歴史問題で中国に対して度を越した態度をとっている。中国は軍事力をもってして中国の決意と能力を日本に見せつけてやるのだ」と述べている。

ただし注目すべきは中国の国内情勢だ。中国の経済成長率は低迷し、社会のさまざまな矛盾が噴出しているほか、反腐敗も進められている。ある専門家は、中国が抗日戦争勝利70周年の軍事パレードを行った理由として、「反腐敗運動もひと段落したため、さらに民心を集め、自尊心を高めるような出来事が必要だった」とした。

西欧社会では軍事パレードは時代おくれと見なされている。しかし中国では今後、共産党や軍隊の創設記念などさまざまなタイトルのもと、軍事パレードを行う回数が増え、珍しいことではなくなるだろう。(翻訳・編集/谷)

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