2015年9月9日、韓国メディア・韓国経済によると、サムスン電子が5月に着工した半導体工場建設が、相次ぐ地域住民の反対によって中断状態となっている。

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15万人の雇用を創出するサムスン電子平沢半導体工場へ通じる送電線鉄塔建設工事を京畿道安城市が反対する中、今度は隣接する忠清南道唐津市が工場に電力を供給するための変電所建設に歯止めをかけた。平沢市の建設会社は、「工場建設を優先的に地元の企業に発注してほしい」と無理な要求を提示。サムスン電子関係者からは、「いっそ中国か東南アジアに工場を建てた方がましだった」と嘆きの声が出てくるほどだ。

唐津市は韓国電力が申請した北唐津変電所の建築許可を先月25日に却下した。北唐津変電所は唐津火力発電所で生産した電気をサムスン電子平沢工場に送るために必要不可欠な施設だ。唐津市が北唐津変電所の建築許可を却下したのは今回が3度目。唐津市は韓国電力の建築許可申請の際に、住民の反対、送電線の地中化が不十分などさまざまな理由を述べているが、韓国電力の関係者は、「唐津市が変電所の建設許可を出さない本当の理由は、今年の初めに韓国行政自治部が設定した平沢市と唐津市間の境界線への不満からだ」と説明した。地域間の争いが企業の工場建設に大きな障害になっている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「もう建設自体をキャンセルした方がいい」

「海外に出て行くのが正解だろう」

「韓国人は自分のことしか考えていないから…」

「平沢は一筋縄ではいかないな。こんなことだから生活が苦しいんだ」

「他の発電所から電気を引いた方が早いんじゃないか？」

「京畿道知事が先頭に立って解決してくれ。電気は工場建設の基本中の基本だ」

「韓国は民主主義の準備ができていない国なんだ。共産主義にしなければならないかもな」

「地域利己主義ではなく、駄々をこねてお菓子をもらおうとする子どもと同じだ。一度無理を言って試しているのだ。放っておくか、しかりつけたらおとなしくなる」

「他の国だったら地元に工場ができるだけでも感謝するだろうに…」（翻訳・編集/三田）