2015年9月10日、韓国・中央日報は、韓国における不法滞在者らが、いつ国外追放になるかとおびえながらも韓国にとどまることを望む理由について、企画記事で報じた。

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不法滞在者の多くは、お金を目的に賃金水準が高い韓国を目指すが、暮らすうちに他の魅力も覚えるようだ。5歳の娘を育てるキルギス人の母親は、自国よりはるかに高い韓国の教育水準に触れ、「何とかしてここで娘を自由に勉強させたい」と語る。教育システムが整った国は他にもあるが、欧米諸国ではアジア人に対する視線が冷たいという。では、日本はどうか？韓国に来る前、日本に合法の身分で滞在していたというベトナム人の女性は、勤務先から当初言われた半額以下の賃金しか支払われなかったとの苦い思い出を語り、「（韓国は）日本のように約束を破ることがない。麻薬や泥棒も少なく、子どもにとっても安全だ」と言う。

もう一つ、韓国の魅力は「情」だ。近所に住む韓国人が子どもをかわいがってくれ、健康保険に入れず高額な医療費を払えなかったときは、社会・宗教団体から援助があったという。ベトナム人の女性は、「子どもが大きくなったら、助けてくれた韓国に恩返しをしてもらいたい」と語った。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「もう多文化政策の失敗を宣言したら？フランスや英国を見てみろ」

「不法滞在者は法を犯しているんだ。それ以上でも以下でもない。僕たちだって生きるのがつらい所に、なぜわざわざ来るんだろう？」

「そのうち地獄を経験することになるよ。その前にお金を稼いで早く出て行って」

「自国民を無視して多文化政策が成功した国はない」

「笑える」

「不法滞在者の気持ちは分かるけど、明らかに合法的ではないんだ。違法を擁護するなんて、正気か？」

「これを書いた記者は外国から来た人かな？」

「税金を払え」

「言葉の通り『企画記事』だね。作り物だよ」

「韓国人が情に厚いとは、だまされやすいってこと。みんな多文化人権主義者のせいだ」

「欧米や日本などの先進国が差別してる状態なのに、何も持たない韓国がなぜ彼らを助けなきゃいけないんだ？」（翻訳・編集/和氣）