中国個人投資家の株式資産188兆円が蒸発=韓国ネット「ハードランディングか?」「長期不況が始まるのか」

Record China    2015年9月11日(金) 10時22分

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8日、韓国・ニューシスは、6月中旬以降の中国株式市場の暴落で、個人投資家の保有株式資産が10兆元(約188兆円)蒸発したと報じた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2015年9月8日、韓国・ニューシスは、6月中旬以降の中国株式市場の暴落で、個人投資家の保有株式資産が10兆元(約188兆円)蒸発したと報じた。

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台湾・中国時報によると、2カ月半で全投資家の85%に達する個人投資家に損失が出た。金融公社の経済アナリスト梁紅氏は、「7月20日以後の株価下落による中国個人投資家の被害額が4兆4000億ウォン(約4400億円)に達した」と最近の状況を説明した。6月12日、個人投資家の保有株式時価総額は、昨年の中国国内総生産(GDP)の36.6%となる23兆3000億元(約438兆円)だったが、9月1日の時価総額は13兆4000億元(約252兆円)となり、約40%減少した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「この調子じゃあ、中国はハードランディングか?」

「やっぱり、年末には中国版長期不況が始まるんだな」

「お金と雲はあると思ったらいつの間にかなくなっているものだ」

「中国人の資産すごいな。損失額にも驚いたが資産額に驚いた」

「今の中国の証券市場の投資パターンは、ほぼ投機だ。株価が無条件に上がるという妄想と短期利益に執着して発生した副作用と見るのが正しいと思う。中国経済が鈍化しているのは事実だが、今発生している中国株式市場の乱高下を経済全体の崩壊のように判断するのは行き過ぎだと思う。ハードランディングという表現が適切だろう」

「中国の株式市場が短期急騰して大もうけした個人投資家のことはまったく言及せず、急落した時だけ『天文学的な損失』と説明するのは公正でない」

「マネーゲームだから、今回失った額に相当する利益を得ているやつがいるっていうことだろう」(翻訳・編集/三田)

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