9億人がタバコ被害!世界一の喫煙大国―中国

Record China    2007年10月9日(火) 11時44分

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8日、世界保健機関(WHO)の統計で、中国の喫煙人口が世界一になった。2002年時点で、喫煙人口は3億5000万人、受動喫煙者数は5億4000万人に上るという。

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2007年10月8日、世界保健機関(WHO)の統計で、中国の喫煙人口が世界一になったことが明らかとなった。2002年時点で、中国の喫煙人口は3億5000万人に上り、受動喫煙者数は5億4000万人に上るという。合計で全人口の70%にあたる9億人がタバコによる被害を受けていることになる。

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統計によれば、中国の15歳以上の男性の60%、女性の4%が喫煙者だという。タバコと関連する疾病による死者数は毎年世界全体で500万人に上るが、中国の死者数は約4分の1にあたる120万人に達する。もし今後喫煙対策を実施しなければ、2020年時点でタバコ関連の疾病の死亡者数は1000万人を超える見込みだという。

現在中国では国家的な禁煙運動が始まりつつある。今年末にも公共スペースでの禁煙を定めた「公共場所衛生条例」が制定される予定だ。また来年初めにも「タバコ広告管理暫時規定」が定められ、2011年よりタバコの広告および販売促進活動が全面的に禁止される見通しだ。(翻訳・編集/KT)

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