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7日、北京市の地下鉄5号線がテスト運行が始まった。同日は開業を祝う市民で溢れ、午後2時から11時までの間に34万人の乗客数を記録。開通に合わせ、運賃が引き下げられており、今後地下鉄の重要性は更に高まりそうだ。
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2007年10月7日、北京市の地下鉄5号線がテスト運行が始まった。同日は開業を祝う市民で溢れ、午後2時から夜11時までの間に34万人の乗客数を記録した。
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この人出に対応するため、地下鉄5号線は4分間隔での運行を実施した。他都市の地下鉄運行間隔は一般に10分以上と設定されているのに対し、極めて高密度の運行実現に成功した。専門家によると運行間隔を6分以下に設定するためには、管理システム・スタッフともに高いレベルが要求されるという。
開業翌日の8日も5号線は多くの乗客を集めた。朝7時から9時までに5号線と3号線の乗り換え客は5万7000人を記録、予想以上にスムースな乗り換えが可能になっているという。5号線の開通に合わせ、3元(約50円)と割高感のあった運賃が2元(約30円)に引き下げられたこともあり、今後市民の足として地下鉄の重要性はさらに高まりそうだ。(翻訳・編集/KT)