2015年9月7日、素手で日本兵を引き裂くありえないストーリーや歴史を無視したセリフなど、奇抜な演出も多い中国の抗日ドラマ。中国青年報が2000人を対象に行った調査では、5割近い人が「歴史のわい曲（わいきょく）」と答えるなど、中国人の評判は良くない。抗日ドラマに関して中国のネット上にはさまざまなコメントが寄せられている。

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日本在住の中国人ネットユーザーは、「私のクラスメートの日本人女性は抗日ドラマが大好き」と題したスレッドを立てた。スレッド主は、「彼女は私が中国から持参したDVDを見るのが好きで、いつも私が通訳している。（抗日が題材のドラマが好きだなんて）言葉を失う」とつづった。

これに対し、中国のネットユーザーからは「とんでもなく好奇心が強いんだな」「日本は戦争が題材のドラマが少ないから興味を持ったんじゃない？」「私の日本人の同僚も抗日ドラマが好き。毎日私と抗日ドラマについて語っている。なぜそこまで好きなのか理解できない」「日本人は抗日ドラマをコメディーとして見ているのだ」といったコメントが寄せられた。一方で、「（日本人が抗日ドラマを見るのは）中国人がいかに愚かなのかを知るためだろう」と自虐的な意見も聞かれた。（翻訳・編集/内山）