中国政府、パンチェン・ラマ10世の生存を明言=「普通に暮らし、干渉望んでいない」―中国メディア

Record China    2015年9月7日(月) 19時17分

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6日、チベット自治区の共産党幹部は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の転生と、パンチェン・ラマ10世の状況についてコメントした。写真はチベットの寺院。

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2015年9月6日、チベット自治区の共産党幹部は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の転生と、パンチェン・ラマ10世の状況についてコメントした。中国網が伝えた。

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チベット自治区党委員会の幹部は以下のように述べている。

活仏の転世はチベット仏教の重要な伝承方式であり、政府は極めて重視している。この制度が確立された後、1793年には清政府が「欽定蔵内善後章程」という文書を発布し、活仏転生の認定を明文化、規範化した。わが国の中央政府はチベットの歴史と宗教儀式を尊重、重視している。2007年には国務院宗教事務局がチベット仏教の活仏転生に関する規定を公布した。

また、「ダライ・ラマが何を話そうと、何をしようと、政府による活仏転生の認定権を否定することはできない。ダライ・ラマの認定したいわゆる“パンチェン・ラマ”は、彼が歴史的制度を顧みず、宗教儀式を破って勝手に認定したものであり、違法かつ無効である」として、パンチェン・ラマ10世に認定された子どもは教育を受けて普通に暮らしており、「いかなる干渉も望んでいない」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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