中国が「空母キラー」弾道ミサイルを初公開、意図は明らか―米メディア

Record China    2015年9月4日(金) 23時48分

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4日、ボイス・オブ・アメリカは中国の通称「空母キラー」の対艦弾道ミサイル「東風21D」について、「中国は米軍に対し『中国の対外拡張に口を出すな』と警告するためだ」と伝えた。写真は抗日戦争勝利70周年の軍事パレードで初披露された東風21D。

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2015年9月4日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、中国が3日の抗日戦勝70周年記念式典で公開した通称「空母キラー」の対艦弾道ミサイル「東風(DF)21D」について、「公開した意図は明らかだ。中国は米軍に対し『中国の対外拡張に口を出すな』と警告するためだ」と伝えた。

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中国は天安門前を通る軍事パレードで、人民解放軍の最新鋭兵器を次々と披露。中国軍の近代化と実力を国際社会に見せつけた。「東風21D」のほか、グアムの米軍基地も射程に入れる長距離弾道ミサイル「東風26」も公開した。

米ワシントンのシンクタンクの軍事専門家リチャード・ウェイツ氏は「米軍の西太平洋部隊に対する威嚇であることは明らかだ。米軍が同周辺地域に介入することを阻止する意図がある」と指摘。「中国はこれらの攻撃力を集中的に高めることで、米海軍、空軍、潜水艦力より優位に立つ狙いだ。自らの力を誇示する戦略だ」と述べた。(翻訳・編集/大宮)

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