2015年9月2日、韓国・京郷新聞によると、韓国の輸出が今年に入り、8カ月連続で減少した。また、8月の輸出額減少幅は6年ぶりに最大値を記録し、悪化の一途をたどっているという。

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1日、韓国の産業通商資源部によると、8月の輸出額は393億3000万ドル（約4兆7376億円）で、前年同月比14．7％も減少した。また、8月の輸入額も昨年同月より18．3％減少し、349億8000万ドルを記録。貿易収支は43億5000万ドルで、2012年2月以降43カ月連続で黒字となったが、輸出と輸入がともに減ったことで生じる「不況型黒字」だという分析だ。

輸出の減少が続いている主な原因は原油価格の低下だという。ユン・ガプソク産業部貿易政策官は「原油価格による輸出減少分は先月、30億ドルを上回った。船舶の輸出にも悪影響を及ぼしている」と明らかにした。

韓国の最大輸出市場である中国の景気不振も輸出減少の要因だという。8月の対中国輸出は前年同月比で8．8％減少した。専門家らは、「昔のように輸出が活発に増加する時代は過ぎた」と話し、国家経済を輸出だけに頼ってはいけないと指摘している。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「無能な韓国政府のせいだ。輸出だけに頼って内需市場を台無しにしたのに、輸出まで駄目になるという状況。朴大統領は韓国の経済を諦めたのか？」

「大企業と輸出だけに頼る経済はもう限界。十分に予想できたことでしょ？日本が『失われた20年』を乗り越えられたのは、内需市場のおかげなのに…。韓国はもう手遅れだ。今から内需経済を復活させることはほぼ不可能。韓国には未来を設計してくれるリーダーがいない」

「大丈夫…。静かに祈っていれば宇宙が助けてくれる」

「正常な国なら、すでに対策を立てて行動に移している。韓国に政府は存在しているのか？」

「無能中の無能。朴大統領が政権を握っている限り、今の状態は続いていく」

「韓国はこのまま沈んでしまうのだろうか？家計負債が多過ぎて、日本の『失われた20年』よりももっと深刻な状況かも」

「韓国には確かな技術がない。レベルの低い製品に日本並みの価格をつけるから売れないんだよ」（翻訳・編集/堂本）