北朝鮮の無人機が韓国に侵入、韓国軍は戦闘機出動も追跡に失敗=緊張化を受け行われた南北協議の前―韓国メディア

Record China    2015年9月3日(木) 15時47分

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2日、環球時報(電子版)は韓国メディアの報道を引用し、韓国の空域に侵入した北朝鮮の無人機の追跡に韓国軍が失敗していたと伝えた。写真は朝鮮半島の地図。

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2015年9月2日、環球時報(電子版)は韓国メディアの報道を引用し、韓国の空域に侵入した北朝鮮の無人機の追跡に韓国軍が失敗していたと伝えた。

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韓国・聯合ニュースは韓国軍関係者の情報として、先月22日午後に北朝鮮の無人機が南北の軍事境界線(MDL)を超え、韓国の海域に侵入。緊張化を受け行われた南北高官による協議の2、3時間前だったという。

韓国と北朝鮮は、北朝鮮によって埋められたと思われる地雷の爆発で韓国軍の兵士2人が重傷を負ったことを受け緊張化。先月20日には北朝鮮が準戦時状態を宣布し、韓国は宣伝放送を行うなど警備を強化。その後協議を経て25日未明に合意し、宣伝放送が中止され準戦時状態も解除となった。

報道によると、北朝鮮の無人機を確認後、韓国軍はすぐにヘリと戦闘機を出動させたが、追跡に失敗し無人機は北朝鮮側に帰還した。

北朝鮮の無人機侵入について専門家は、「北朝鮮は国境の韓国軍の兵力を確認するために無人機を出動させたのだろう」と分析。さらに韓国軍関係者は、「韓国軍はヘリと戦闘機を出動させたが、休戦協定で非武装地帯(DMZ)上空での射撃を禁じている。仮に無人機が韓国の空域にさらに侵入していたら韓国軍は射撃を行っていただろう」と説明している。(翻訳・編集/内山

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