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10月7日、北京市を南北に貫く大動脈、地下鉄5号線が開通。午後2時から乗車券が発売され、テスト営業が始まった。自動運転の車両や安全ゲートなど最新装備を誇る市民待望の新路線。
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2007年10月7日、北京市の地下鉄5号線が開通。午後2時から乗車券が発売され、テスト営業をスタートした。南の豊台区宋家荘から北の昌平区太平荘まで、市街地を南北に貫く大動脈。沿線には五輪会場もあり、市民待望の新線誕生だ。今後、市内の地下鉄網は距離に関係なく2元(約32円)の均一料金制となり、来年上半期にはICカードも導入される。
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車両は全自動運転の最新型を採用。車内やプラットホームのモニター画面で随時新しい情報を提供する。ホームには乗客の転落事故を防ぐため安全ゲートが設置されている。エスカレーターも各所にあり、乗り換えも便利だ。
テスト営業期間は今後、少なくても一年以上を見込んでおり、この間に車両や設備、指揮系統のシステムなどを入念にチェック、不具合があれば調整を繰り返す方針。(翻訳・編集/WF)