映画「ロマンス」舞台あいさつ、大島優子がAKB卒業後初主演「肩の力を抜いて撮影できた」

Record China    2015年9月1日(火) 20時25分

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8月29日、タナダユキ監督の新作「ロマンス」が公開され、東京・新宿で主演の大島優子、大倉孝二、タナダ監督が舞台あいさつした。作品写真:(c)2015 東映ビデオ

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2015年8月29日、タナダユキ監督の新作「ロマンス」が公開され、東京・新宿で主演の大島優子、大倉孝二、タナダ監督が舞台あいさつした。AKB48卒業後初の主演映画に、大島は「肩の力を抜いて撮影に挑めた」と語った。

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舞台は神奈川・箱根。大島演じる特急ロマンスカーの女性乗務員が、映画プロデューサーを名乗る中年男(大倉)に遭遇。疎遠だった母親の行方を探すことになり、箱根の景勝地を2人でめぐる物語だ。

大島は「ずっと早く公開日が来ないかな、と思っていた。自分のアルバムを披露するような気持ち。肩の力を抜いて撮影に挑めたのは、すべて大倉さんのおかげです」と感謝の言葉を口にした。

思わぬ大島の言葉に「本気で照れてしまった。こちらこそありがとうございます」と返した大倉。大島は「タナダ監督は役者の芝居を信頼して任せてくれる。こちらの動きに合わせて撮ってもらい、自然に動けた。とても居心地が良く、リラックスできた」と振り返った。

蒼井優主演の「百万円と苦虫女」(08)以来、7年ぶりのオリジナル作品となったタナダ監督。「今の『大島優子』でなければできない映画、と意識した。気負いすぎず2人が動いてくれて、思う以上のものが撮れた」と満足げ。客席に「初日の初回のお客様はスタッフの一員のよう」と語った。

箱根を舞台に「小さな旅」が人生を豊かにする物語。個人的におすすめの小旅行について、大島は「電車が好き。同じ路線でもその日の気分やモチベーションで見える景色がまったく違う。自分の意識でなんでも変えられるんだな、と思う」と語った。

作品のキャッチコピーは「サヨナラだけがロマンスだ」。公開を迎えて大島は「(作品が)思い出になっちゃうんだな。なんだか寂しいけれど、それが映画にとっての第一歩だと思う」と話していた。(編集/遠海安)

「ロマンス」(2015年、日本)

監督・脚本:タナダユキ

出演:大島優子、大倉孝二、野嵜好美、窪田正孝、西牟田恵

2015年8月29日、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開。

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