世界のテレビ市場で独走するサムスン、完敗の日本企業=中国は日本買いで追撃―中国メディア

Record China    2015年9月3日(木) 5時51分

拡大

8月31日、創事記は記事「中国国産テレビの新命題:日本企業に学びサムスンを追撃」を掲載した。中国企業は次々と日本電機メーカーの工場を買収、ミドルレンジ・ハイエンド市場の攻略を狙っている。

(1 / 2 枚)

2015年8月31日、創事記は記事「中国国産テレビの新命題:日本企業に学びサムスンを追撃」を掲載した。

その他の写真

テレビ市場調査企業IHS Display Searchによると、今年第2四半期の世界テレビ市場シェアは、サムスンが28.5%でトップ。以下、14.1%のLG、7.3%のソニーと続く。中国企業トップは海信(ハイセンス)の4位だ。

日本企業が壊滅する一方で、韓国企業がますます勢力を高めている。中国企業はローエンド中心だが、今後は独自のイノベーションを実現し、ミドルレンジ・ハイエンド中心の欧米市場を攻略する必要がある。その鍵となるのが買収だ。8月初頭、海信はシャープのメキシコ工場を買収、米国におけるシャープのテレビ事業を継承した。創維(スカイワース)はドイツ企業Metsのテレビ事業を買収した。TCLも三洋のメキシコ・カラーテレビ工場を買収したほか、東芝との関係を強化している。

もっともサムスンはスマートホーム機器との連携、曲面ディスプレイ、コンテンツメーカーとの連携などあらゆる面で中国のはるか先を進んでいる。中国が勝つにはサムスンを追いかけるだけではなく、独自のイノベーションが必要となるだろう。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携