「銀行の窓口混雑なんとかして」！銀行員の処理能力アップを―中国・新華社が報道

2007年10月3日、中国の国営新華社は国内の銀行に関する報道の中で、長蛇の列ができる窓口の混雑の緩和が大きな課題と指摘した。

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株式投資が過熱する中国では、銀行のサービス内容も拡大の一途。このため、窓口に顧客の長い行列ができる状況が日常茶飯事になっている。ピーク時には銀行の建物の外にまで客があふれ、預金などの簡単な取引ですら数十分かかることもあるという。これに輪をかけ、銀行員の応対もスムーズとは言えず、窓口サービスの根本的見直しが必要としている。窓口やATMの増設、混雑時の受付スタッフの増員、一般客と富裕層のサービスの差別化など課題は多い。

国もこの問題を重視しており、商業銀行に対してATMの取り扱い金額の増額、小切手など現金以外の支払い方法の普及、窓口の混雑緩和を求めている。

ある専門家は、窓口の混雑はATMなどハード面の問題のように思えるが、実際には銀行員の処理能力が低いためだと断じている。(翻訳・編集/HI)