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10月3日付の報道によると、この5年間に中国の経済成長に伴い、都市化が進展するとともに、都市部のGDPが急速に伸び、上海、北京、深センなど12都市がGDP2000億元を突破していることがわかった。
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2007年10月3日、人民日報サイト「人民網」は、国家統計局の報告として中国の都市部の人口や経済などの現況を伝えた。
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それによると、2002年の共産党第16回大会以降、中国では都市化の進展が著しく、06年には全国の661都市のうち、287都市の人口が合計で3億6764万人を突破。02年末と比較して3840万人、11.7%の増加となっている。
また、GDPが1000億元(約1兆6000億円)以上の都市は02年に12だったが、06年までに30に増加。そのうち、上海、北京、深セン、広州、天津、仏山、広州、東莞、南京、重慶、瀋陽、武漢の12都市はGDPが2000億元(3兆2000億円)を突破したという。
2006年の287都市における地方財政収入合計額は1兆862億元(約29兆7920億円)で、全国の地方財政収入総額の59.3%を占める。
中国の経済成長に伴い、ヒトモノカネが都市部に集中している現状が数字で裏付けられた形だ。(翻訳・編集/本郷智子)