フィリピン警備隊が中国漁船を取り締まり、「見つけ次第、拿捕」―米メディア

Record China    2015年8月27日(木) 12時5分

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26日、フィリピンは中国漁船が南シナ海で違法操業しているとして、見つけ次第、拿捕している。資料写真。

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2015年8月26日、ボイス・オブ・アメリカによると、中国とフィリピンの間で南シナ海における漁業権を含む権利争いが続いているが、フィリピンは中国漁船が違法操業しているとして、見つけ次第、拿捕(だほ)している。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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フィリピンは小型の高速艇部隊で拿捕しているが、こうした高速艇は米国からフィリピン沿岸警備隊に提供されたものだという。拿捕に当たっているある部隊は、2014年違法にウミガメ漁をしていた中国人11人を拘束。責任者は、密漁船はパラワン島からわずか15キロの海域にまで出没していると話す。

こうした密漁船は、南沙諸島を埋め立て建設された前哨基地とともに、フィリピンの安全保障を脅かす存在になっている。フィリピン当局の責任者は、「懸念されるのは中国がフィリピン領であるパラワン州の一部を占拠していることだ」と話している。

なお、中国の王毅(ワン・イー)外相はシンガポールメディアの取材に対し、「中国は南シナ海で他国の領土を違法に占拠していない」と語っており、中国政府も中国漁船の漁業活動は中国の領海内で行われているとの認識を示している。(翻訳・編集/岡田)

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