フィリピンによる南シナ海仲裁手続き、中国外交部「受け入れず、参加しないとの立場を再三表明」―中国メディア

Record China    2015年8月27日(木) 18時51分

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24日、フィリピンの求めに応じて設置された南シナ海仲裁裁判所がこのほど、管轄権問題口頭弁論の記録を公表したことについて、中国外交部の華春瑩報道官は記者の質問に答えた。写真は南シナ海。

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2015年8月25日、人民網によると、フィリピンの求めに応じて設置された南シナ海仲裁裁判所がこのほど、管轄権問題口頭弁論の記録を公表したことについて、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は24日、記者の質問に答え、次のように述べた。

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中国側はフィリピンが一方的に提起した南シナ海仲裁手続きについて、受け入れず、参加しないとの立場を再三表明している。この立場には十分な国際法上の根拠があり、変わることはない。

フィリピン側は中国側と繰り返し確認した共通認識および『南シナ海における関係国の行動宣言』における約束に背き、南シナ海をめぐる中国とフィリピンの争いの核心が領土主権をめぐる争いと海洋権益の重なり合いの問題であることを無視し、一方的に争いを強制的な仲裁に持ち込み、国際法に違反し、法的手続きを濫用し、主権国家および「条約」締約国として中国が享受すべき合法的権利を深刻に侵害した。フィリピン側は仲裁手続きを一方的に提起し、執拗に推し進めて、南シナ海における中国の領土主権と海洋権益を否定し、中国を妥協に追い込もうと企てている。これは非現実的であり、いかなる効果も生まないうえ、「条約」の完全性を損ない、国際海洋法秩序に深刻な打撃を与える。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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