2015年8月24日、韓国メディアによると、韓国で中東呼吸器症候群（MERS）によって入院し治療を受けている患者の一部が肺移植を受けなければならない状態に陥っている。中国新聞社が伝えた。

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韓国では現在も入院中のMERS患者は10人。いずれも重症患者で、後遺症や合併症があり、肺機能が低下している。7人は病状が比較的安定しているが、3人は長期にわたる入院で肺機能が著しく低下しており、肺を移植しなければ生活が送れない状態になっている。

3人の患者の肺は細胞が硬化し、正常な呼吸ができず、人工呼吸器や体外式膜型人工肺（ECMO）に頼らざるを得ない状態。専門家は「肺移植が唯一の手段だ」としている。（翻訳・編集/岡田）