長崎の平和資料館に「強制労働」を伝えるガイドブックが登場=韓国ネット「日本は先進国だ!」「謝罪すれば日本のイメージアップになるのに…」

Record China    2015年8月25日(火) 6時28分

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24日、韓国メディアによると、韓国広報専門家の徐敬徳誠信女子大教授が、ネットを通じて集めた寄付金で作成したガイドブックを長崎県の平和資料館に寄贈した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は軍艦島。

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2015年8月24日、韓国・ニューシスによると、韓国広報専門家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が、ネットを通じて集めた寄付金で作成したガイドブックを長崎県の平和資料館に寄贈した。

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同資料館は、日本の無責任な現状を告発するために一生を捧げた岡正治氏の遺志を引き継ぎ、歴史的事実を基に日本の加害責任を訴えるため、市民の力で1995年に設立された。

徐教授は「日本市民が『日本の加害の歴史』を広めることはとても勇気のいること。韓国市民の助けが必要だと思い、ガイドブックを日本語・英語・韓国語の3カ国語で作成し、寄贈した」と明らかにした。ガイドブックには、資料館設立の趣旨、朝鮮人強制労働の歴史、端島(軍艦島)炭坑の真実などがカラー写真とともに掲載されている。

今月17日、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」のうち、朝鮮半島出身者の強制徴用があったとされる軍艦島を訪れた徐教授は、「日本は強制徴用の被害者のための適切な措置を取ると言ったが、強制徴用に関する記述はどこにも見当たらなかった」とし、長崎市に抗議の手紙を送るなどの抗議活動を続けると述べていた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本にいる日本人が『加害の歴史』を伝えるのはとても勇気がいること。徐教授の努力が大きな力を発揮できるよう我々も協力しよう」

「徐教授は真の愛国者。かっこいい」

「徐教授はもちろん、資料館の関係者や募金に参加した人たち、全てが素晴らしい」

「徐教授は国会議員、政府よりも国のために働いている」

「日本は先進国だ。日本で『竹島は韓国の土地だ』と言っても、何の問題もなく生きていられる。台湾も先進国。『日本の植民地支配に感謝している』と言っても、何の問題もない。しかし韓国人が『竹島は日本の土地だ』『日本の植民地支配は必要だった』と言ったら、韓国では生きていけない。韓国が一日も早く、日本や台湾のような先進国になることを願っている」

「日本人を非難するよりもずっと意味のある行動。日本にも良心を持つ人たちはたくさんいる。彼らを支援することが平和や正しい歴史認識につながる」

「日本人はどうして国の品格を下げるようなことをする?謝罪すれば日本のイメージアップになるのに」(翻訳・編集/堂本

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