板門店で南北会談を開催、北朝鮮「数十年間自制してきたがもはや無意味だ」―中国メディア

Record China    2015年8月24日(月) 10時44分

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23日、韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店で、南北の高位級会談が開催されている。北朝鮮側は「数十年間自制してきたが、もはや無意味だ」として、威嚇的な態度で臨んでいる。写真は北朝鮮兵士。

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2015年8月23日、韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店で、南北の高位級会談が開催された。22日夕方に始まった会談は23日午前4時ごろまで行われ、休憩を挟んで午後3時に再開された。中国江蘇網が伝えた。

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北朝鮮側からは黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局局長と金養建(キム・ヤンゴン)労働党中央書記が出席、韓国側からは金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室室長と洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一相が出席した。

韓国大統領府によると、今回の会談は北朝鮮から申し出たもので、当初は1対1が予定されていたが、最終的に2対2で行われることになった。挑発を続ける北朝鮮に対し、韓国軍は厳戒態勢を敷いている。

北朝鮮は、22日午後5時までに韓国軍による北朝鮮への非難放送をやめるよう要求、中止されない場合は軍事行動を取ると宣言していた。韓国側は、放送は継続し、会談の結果次第で停止の可否を決定するとしている。

北朝鮮は21日深夜、「全面戦争も辞さない」との声明を発表した。北朝鮮側は、韓国が自作自演の挑発を行っているとして、その背後には米国の影があると非難した。北朝鮮外務省は、「中国の求めに応じて、過去数十年間にわたって自制してきたが、情勢のコントロールにもはや自制は無意味だ」と述べている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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