2015年8月23日、戦勝70周年を記念した軍事パレードが計画されている北京では、リハーサルのために多くの施設が閉鎖され、警備要員が大量に配置されている。RFI中国語版が伝えた。

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パレードが実施される9月3日までの間に予定されていた、さまざまな行事、イベントが「犠牲」となっている。天安門広場周辺の道路は交通規制が敷かれ、国家大劇院では南アフリカのミュージカルやBBC交響楽団の公演も中止が決定された。

ホテル関係者によると、8月31日から9月3日までの間、政府の命令によって予約がストップする。また、パレード当日は天安門広場付近での無線通信サービスが停止される。バーなどが立ち並ぶ三里屯エリアでは、パレードのリハーサルのために店を土曜日午後から日曜日午後まで閉めるよう指導が入っている。アマチュア無線や、大学キャンパスの放送、ドローンなどは全市で禁止された。

また、式典の終了まで85万人の市民が動員されて街中をパトロールする。公共交通交通でも、地下鉄やバスで運行停止、一部区間のみ運行といった措置が取られ、パレードに向けて市内全体が厳戒ムードとなっている。（翻訳・編集/岡本悠馬）