拡大
10月2日、吉林省の貿易会社に勤める男が9月28日、出国手続きの際に偽造を見破られ逮捕された。男は仕事で北朝鮮へ行くために、国境通行許可証などを自分で偽造していた。男は写真は中朝国境。
(1 / 6 枚)
2007年10月2日、中国のニュースサイト「新華網」は吉林省集安市の辺境防衛(国境警備)大隊が、公的印章偽造と不法出国を企てた罪で男1人を逮捕したと伝えた。
【その他の写真】
先月9月28日、集安市辺境防衛大隊は集安市の貿易会社に勤める男が持つ北朝鮮への通行許可証に不自然な点があるのに気づいた。調査の結果、男の本籍地である遼寧省の派出所の証明書がニセモノで、押してある派出所の公的印章も偽造であることが判明。ただちに男の身柄を確保し取り調べた結果、男は貿易の仕事で北朝鮮へ行くために必要な書類を揃えるのに、本籍地の遼寧省まで手続きに帰るのが面倒だったと供述。自分で派出所の印章と証明書を偽造したと認めた。
現在、男は国家機関公章偽造罪で拘留中。偽造の方法など当局はさらに詳しく追及するもよう。(翻訳・編集/本郷智子)