出稼ぎのアムールトラ現地に到着、連休中の客を楽しませる―福建省アモイ市

Record China    2007年10月2日(火) 19時34分

拡大

10月1日、世界最大のアムールトラ繁殖基地である黒竜江省から、先月26日に“出稼ぎ”に旅立った15頭のトラがこのほど福建省アモイ市の動物園に到着。

(1 / 8 枚)

2007年10月1日、世界最大のアムールトラ繁殖基地である黒竜江省の東北虎林園から、先月26日に“出稼ぎ”に旅立った15頭のトラが30日福建省アモイ市の動物園に到着した。

その他の写真

15頭は、7つの省、約4000キロ以上を経て、80時間をかけてやっと現地にたどり着いた。長旅で疲れているトラたちは、休む間もなく「仕事」を始める。それは今までと同じく、サファリパークの中で放し飼いにされ、サファリバスの入場客に間近で自分たちを見てもらうことだ。

虎林園のアムールトラの数は近年急増しており、1986年の設立当時には8頭しかいなかったのが、現在では800頭にまで増えた。トラの飼育費は一頭当たり一日70元(約1100円)ほどかかるため、経済的に苦しい情況が続いているという。そこで、アムールトラを別の地域の動物園に貸し出し、その収入で他のトラの飼育費をまかなっている。今回アモイ市の動物園に15頭のトラを貸し出すことで、毎年22万元(約350万円)が得られるという。

国慶節中は大勢の客が見込まれており、トラたちは張り切って「仕事」にいそしんでいた。(翻訳・編集/YO)



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携